いよいよ出発。
先ずは古御岳神社で無事を祈願します。
富士登山というよりも、ハイキングのような雰囲気で始まりました。
避暑地に遊びに来たみたいです。
鳥が鳴いていて、空気はひんやり。
高い木に囲まれた中をのんびり進みます。
今までに図鑑でしか見たことのないような花があちこちに咲いていました。
しばらくすると、木が低くて、真っ黒な土の上をひたすら歩くことになります。
私は水分補給をこまめにすると高山病になりにくい、
と、説明を読んだので、水を多めに2リットル持っていきました。
これがホンッとに重くて仕方ありませんでした。
一生懸命に飲んで減らします。
最初の山小屋に着くまでの道のりはとっても長く、少し心細かったです。
驚くことにTシャツが汗で重くなっていました。
涼しくっても運動量は多いんですね。
普段、汗をかきにくい方なのでビックリしました。
体を冷やすと疲れが増すので(これも本などの受け売り…)急いで脱ぎました。
トイレは¥200です。
汲み取り式ではないんですね。
バイオトイレなので、管理にお金がかかるそうです。
無人であってもきっちり払って用を済ませましょう!!!!!
休憩ごとにおやつと水分を摂取しながら、どうにか本日のお宿に到着です。
5合目から7合目まで休憩を含めて3時間くらいかかったようです。
下山後、どれくらい体重が増加しているのかと思うとぞっとしますが、
無事に登頂するのが目的なので、カロリーや体重のことは考えずにおやつをたっぷり食べます。
私たちが宿泊した山小屋:大陽館は他の山小屋よりも食事が豪華!!だそうで。
ハンバーグがメインでした。
おなかぺこぺこでおかわり自由のご飯・豚汁をそれぞれ3回もおかわりしました。
寝床は、すさまじかったです。
2畳くらいのところに寝袋が準備してあり、3人がきっちり並びます。
狭さに驚いていたのですが、
更に通り道になるはずの床にも布団がひかれていました。
もしや、と思ったら、その部分にも寝袋で眠る準備がされ…
暗がりの中、移動するには床に寝ている人を踏まないように細心の注意が必要です。
普通の宿泊施設を想像していませんでしたが、
こんなに狭いとは本当に体験するまで知りませんでした。